絆の深まりー蠍座新月

2025年11月20日 15時46分 東京

太陽・月 蠍座28度11分 7ハウス

新月には水星が重なり、思考と感情を示す天体が同じ一点に集まっています。

1ハウスの天王星が真正面にあり、3ハウス蟹座の木星、11ハウス魚座の土星と海王星が水のグランドトラインを描き、そこに天王星が加わってカイトを形成しています。表に見える変化よりも、内側の静かな刷新力が働く配置。表面的な言葉や態度を超えて、もう一度本心を見つめ直すことが促される新月です。

前回の牡牛座満月で確かめた「育まれた絆」。その絆をもとに、今度はさらに深く関わるための問いがやってきます。7ハウス射手座の火星と3ハウス蟹座の木星が135度を取り、誰かとの間で、想いの強さや言葉の温度が違って感じられるかもしれません。それでも、そのもどかしさの中で見えてくるものがあります。

この新月の蠍座は、絆を「深める」だけでなく、「再生成する力」を持っています。隠していた痛みや欲求に光が当たり、信頼を試されるような瞬間もあるでしょう。けれど、その奥では新しい「共鳴」が芽を吹き始めています。それは、形ではなく、気持ちの通うつながりの間で、誰かとひとつの真実を分かち合うことで感じられるのでしょう。

関係を変えるのは、劇的な言葉ではなく、誠実な態度です。自分の正しさを通すよりも、相手の立場を静かに受け止めてみてください。譲ることではなく、互いの違いを尊重していくという選択。真の信頼はそこから生まれていきます。編み直されていく、人との間にある「見えない糸」。絆が強くなるほど、私たちはときに相手を縛ってしまいそうになる。けれど、この新月はそこにもう一歩踏み込んだ姿、「自由を許す信頼」を教えてくれています。

真実の絆は、束ねることではなく、互いの違いを尊重し合うことで育つもの。信頼が深まるほど、心が解き放たれていく。水瓶座の冥王星がその扉を開き、私たちの「つながり」を新しい関係のかたちへと突き動かしていく。今回の蠍座新月には確かに静かな変容のエネルギーが働いています。

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